こんにちは!ケントです!
四則演算とは、足し算、引き算、かけ算、割り算の
4種類が混じった計算です。
かっこよく言い換えると
加法、減法、乗法、除法の4種を含む計算です。
四則の「四」とは、この4種類の「4」です。
当然のことですが
それぞれの計算方法が分からなければ
四則が混じった計算はできません。
これまで学んだ加法、減法、乗法、除法の
計算方法が不安な人は下のリンクから復習してみましょう!
それでは、今回は四則演算の計算方法
について分かりやすく解説していきます!
四則演算の絶対的ルール
-5×3+(-12)÷6 の計算を考えます。
まず、四則演算では絶対に守らなければならない
ルールが3つあります。
【四則演算の絶対的ルール】
① 乗法と除法から先に計算する
かけ算(×)と割り算(÷)がついている部分を
先に計算しなければなりません。
前から順に計算していけば良いというわけではありません!
-5×3+(-12)÷6 では
-5×3と(-12)÷6を先に計算します。
-5×3=-15、
(-12)÷6=-2となるので
計算結果は、-15+(-2)=-17 が答えです。
前から順番に計算しても答えは同じになるんでしょ?
いいえ。答えが変わってしまいます!
9+9÷9+9 の計算を考えてみましょう。
+と÷の記号では
÷の部分を先に計算するのでしたね。
9÷9=1なので
9+1+9=19 となります。
しかし、この問題を
次のように間違えて計算してしまう人が多いです!
ついつい9+9に注意が向いてしまい
先にここを計算してしまうのは間違いです。
その結果、18÷18=1という
誤った答えが出てきてしまいます。
9+9を先に計算したい場合は
(9+9)÷(9+9)にすることで
足し算の部分を先に計算することができます。
( )がある場合はその中身の計算を先に計算します!
つまり、( )が最優先ということです。
【四則演算の絶対的ルール】
② ( )がある場合は( )を最優先で計算する
四則が混じった計算では
「かけ算と割り算から先に計算する」ということが重要です!
累乗の計算
四則演算では
① かけ算・割り算から計算する。
②( )がある場合は( )を先に計算する。
というルールがあることを学びました。
もう1つ重要なルールがあります。
【四則演算の絶対的ルール】
③ 累乗から先に計算する
5+(-42)÷4 という計算を考えてみましょう。
計算式の中に( )がありますね。
( )は最優先で計算する
というルールがありました!
-42 = -16なので
5+(-16)÷4 となります。
+と÷では÷を先に計算する
というルールがありましたね!
-16÷4=-4なので
5+(-4) となり、答えは1が正解です。
四則演算での累乗の計算はこんな感じです!
累乗計算は苦手な人が多い部分なので
間違えやすい計算を解説します。
【間違えやすい累乗計算】
① (-3)2 ② -32
①は(-3)が2回かけられているので
(-3)×(-3)=9となります。
②は32にー(マイナス)がついているだけなので
ー3×3=-9となります。
累乗(2乗)の計算をするときは
何を2回かけているのかを確認する!
ことが重要です。
この違いが分からないと
「計算結果の+と-が違う…泣」
という状況になってしまいます!
まとめ
四則演算の計算方法をまとめました!
【四則演算の絶対的ルール まとめ】
① かけ算・割り算から計算する。
②( )がある場合は( )を最優先で計算する。
③ 累乗から先に計算する。
オリジナル問題で計算練習をしよう!
四則演算と累乗の計算方法について学びました。
たくさん計算問題を解いて、計算をマスターしましょう。
自作のオリジナル問題を作成しました!
間違えやすい問題や特に注意したい計算が
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以下のリンクから問題が見られます。↓
中1 オリジナル問題2 【四則演算&累乗の計算】
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