定期テストで450点を取るための勉強法

コラム

こんにちは。このブログの運営者のケントです!

今回は中学校の定期テストで450点以上を確実に取るための勉強法をお伝えします!

☑️ワーク何周もやってるんだけど400点に届かない…
☑️平均点は取れるんだけど、なかなか高得点が取れない…
☑️400点は越えられるけど、あと50点が届かない…

↑そんな悩みを抱えている人はぜひ読んでみてください!

このブログでは、中学数学を分かりやすく解説しています!塾なしで進学校に合格したい子の自学自習を応援しています。

450点に届かない原因

僕は中学1年生のとき、だいたい420〜430点くらいを取っていました。400点は超えられるけれど450点にはあと数十点届かないな、くらいの点数です。

しかし、中学2年生のとき、450点に届かないある原因が分かりました。その原因に気付いてからは、テスト勉強のやり方を改善し、450点以上を安定して取れるようになりました。

その原因とは、、、

国語の点数が極端に悪い!

ことでした。

国語以外の4教科(数学・理科・社会・英語)はどれも90点近く取れていました。
しかし、国語はなんと50〜70点くらい!!

計算してみましょう。国語以外の数学、理科、社会、英語の点数が90点としましょう。
国語以外の教科だけで90点×4教科=360点
4教科で360点取れていることになります。

国語の点数を60点としましょう。
360点(4教科の点数)+60点(国語の点数)=420点
僕が「国語が取れていない」と気づくまでの点数にそっくりですね。

「450点に届かない…」と悔しい思いをしている人にはある2つ共通点があります。
それは、

① ある教科が他の4教科と比べて極端に点数が低い

② ①に気づいていない

どうですか?心当たりはありませんか?

「400点を取る」と言っても次の2パターン考えられます。


パターン① ある教科が極端に低い
国語40点 数学90点 英語90点 理科90点 社会90点 合計400点

パターン② どの教科も満遍なく80点くらい
国語80点 数学80点 英語80点 理科80点 社会80点 合計400点

どちらも同じ400点ですが全然タイプが違います。

そして、パターン②の子は実際にはほとんどいません。なぜなら、400点を取れる子というのは基本的に「頭の良い子」で、極端に苦手な教科以外は満点近く取れてしまうからです。

450点にあと少し届かないという子のほとんどは、ある教科の点数が極端に低い場合が多いです。

そして、

「450点にあと少し届かなかった…」と悔しがり、

「1教科あたりあと10点UPさせよう!」
「次はワークプラス1週!」

と考え、ついつい「ある教科だけ極端に悪い」ということを見逃してしまうのです。

以上のことから、450点にあと少し届かない2つの共通点として次のものが挙げられるのです。

【2つの共通点】
① ある教科が他の4教科と比較して極端に点数が低い
② ①に気づいていない

「450点になかなか届かない…」という人は、一度、【2つの共通点】が当てはまっていないかどうかチェックしてみてください!

国語をどのように克服したか

僕は中学1年生のとき、国語が極端に悪かったことをお伝えしました。国語の点数を上げるために、それまでに取っておいた過去の問題を見直してみました。

すると、国語の問題って基本的にワークからしか出されていなかったことに気づきました。

僕は、「国語は読解問題だから、その場で読んで考えればいいやっ!」という理由でほとんどワークをやっていなかったんですね。

それに気づいてからは

☑️国語のワークも最低2週はやる
☑️教科書の本文はどこに何が書いてあるか分かるくらいまで暗記する

ということを徹底的にやりました。

それからは国語の点数は一気に上がり、90点近く取れるようになりました
国語が90点近く取れるようになると、他の教科で取った高得点と合わせて450点は安定して超えられるようになりました。

450点を取るための秘訣、それは、極端に悪い教科を克服することです。

次は、いよいよ教科別の対策の仕方です。

450点を取るための勉強法【国語編】

国語の教科書の写真
引用:「みんなの教育技術」さんより

まず、次のことを覚えておいてください。

国語は、先生が一番オリジナルの問題を作りにくい!!

数学は計算すれば答えが1つになりますし、理科や社会も問い方に気をつければ答えは必ず1つに決まります。

国語は漢字や文法問題を除くと、教科の特性上、答えが1つに絞れません
「あーその答えもありだよね」っていうのが出てきてしまうんですね。

しかし、定期テストは厳密に行われなければなりません。答えは1つに絞られる必要があります。
するとどうなるか、先生たちは「ワークからそのまま出してしまおう!」という思考になります。

オリジナルの問題を作って、答えが何個も出てきてしまったら取り返しのつかないことになります。そのような事態を避けるために、国語はワークから出題される傾向が強いのです。

定期テストの国語は暗記です!読解問題はワークの答えを丸暗記してしまうのが一番早いです。

450点を取るための勉強法【数学編】

たくさんの数式が書かれたイラスト
引用:「大学受験ペディア」さんより

数学の定期テストの問題は大きく2つに分けられます。

どこの中学校の問題もだいたい前半は数学に関係する定理や法則の名前やその式などを問う知識系の問題が出題されます。そして後半は計算問題や文章題、証明問題、図形問題などの実技力を問う問題が出題されます。

知識問題の前半と実技問題の後半に分けてお話しします。

【前半:知識系の問題への対策】

覚えるべきは教科書に太字で書かれている部分です。「〜を三平方の定理といいます」や「y=ax+bのaを傾き、bを切片といいます」などと書かれている太字の部分です。

「なんだ、語句を覚えるだけか」と思ったあなた、注意してください!

太字の付近には大事なことが詰まっています。定理の内容や語句の細かい意味などがしっかり分かっていると、実際に問題を解くときに理解度が深まります。

たかが語句、されど語句です。しっかり覚えましょう。

【後半:実際に解く問題への対策】

最初に大事なことを言いましょう。基礎基礎基礎が大切です。

とにかく基礎問題をたくさんやってください。応用問題や難しい問題、「考えよう!」などと書かれている問題は後で構いません。

その単元で必要になる基本的な計算や考え方が身についていない状態では、どれだけ難しい問題をやっても、過去問をやっても意味がありません。むしろ逆効果です。

しつこいくらい、くどいくらいに基礎問題ばかりやってください。闇雲にワークをやるのではありません。ワークの最初の方の確認問題や教科書の練習問題など、基本的なことを当たり前にできるようになるまで問いてください。

テスト1週間前になってからようやく応用問題や過去問に取りかかります。基礎ができていると、応用問題もスラスラと解けるようになります。

数学がイマイチ点数が伸びない、という子はだいたい最初から難しい問題を解こうとしています。

基礎ができていないのに応用問題は解けません。基礎問題を徹底的にやることは高校数学でも大切なことです。

知識系の問題は、細かく丁寧に覚える。
実際に解く問題は、基礎問題を繰り返しやる。

450点を取るための勉強法【英語編】

「learn English」と書かれている画像
引用:「フルールフルイングリシュ」さんより

【単語】

英語はまず単語です。テスト範囲に含まれている単語の意味、スペル、発音が完璧に覚えられていない人は「450点を取る!」という資格はありません。

単語の意味とスペルは覚えているという人は多いでしょう。発音も大事です。単語の発音が分かっていないとリスニングで聞き取れなくなるからです。

テスト範囲に含まれる単語の意味、スペル、発音の3点を完璧に覚えましょう!

【文法】

文法については例文で覚えることをおすすめします。

例えば、中2で習う「受動態」は「主語+be動詞+過去分詞+by+人」という形です。「主語+be動詞+過去分詞+by+人」を覚えても良いのですが、忘れやすかったり応用が効かなかったりします。

This place is visited by many people.(この場所は多くの人に訪れられる。)

のように1つ好きな例文を覚えてしまえば、「主語+be動詞+過去分詞+by+人」の形を思い出すことができますし、「多くの人に」の部分が「観光客に」と変われば「many people」を「tourists」に変えるだけです。

何よりも、さまざまな文法の例文を覚えていると、入試の英作文で困りません。
この点においても、文法は例文で覚える!ということをやってみてください!

【リスニング】

リスニングはすぐに伸びるものではありません。「英語を聞ける耳」を育てるには時間がかかるからです。

ワークに付属でついているCDなどはちゃんと聞いていますか?

リスニング力を伸ばすには日頃からCDの音源や英語が使われているYouTubeの動画などを聞くことが大切です。リスニングができない!という人は日常の中で英語に触れる機会を増やしてみましょう!

単語:意味、スペル、発音の3点を確実に覚える(得点源)
文法:好きな例文で覚える!
リスニング:すぐには伸びない。英語に触れる機会を増やして、英語を聞ける耳を育てる

450点を取るための勉強法【理科・社会編】

地球儀が書かれている画像。社会科を示唆している
引用:「旺文社」より

定期テストの理科と社会の対策法は似ています。

どちらも「語句」がたくさん出てくるので、まずは「語句」を正しくその意味を正確に暗記することを意識してください。ほぼそれだけです。

また理科と社会の定期テスト対策は、そのまま高校受験の入試対策につながります。

1回1回の定期テストで出てくる語句をしっかり覚えることで受験対策も同時にできてしまうんですね。

理科は計算問題やグラフ描画問題も出てきます。計算式はその式を丸暗記するだけでなく、その式はどういう意味なのかを深く考えることが大切です。

またグラフ描画問題は、グラフがどのような形をしているかなども気をつけなが覚えていくと、実際にテストで出題された時に思い出すことができます。

【理科】語句は正確に覚える。計算問題は式の意味を考えながら。グラフの問題はその形を覚える
【社会】語句を正確に覚えるのみ!根性!

まとめ

いかがでしたか?

今回は「定期テストで450点取るための勉強法」をご紹介しました。

↓今回のまとめ

【国語】1番ワークから出題される。
【数学】知識系の問題こそ丁寧に覚える。実際に解く問題は基礎を徹底的に!
【英語】単語は発音までしっかり覚える。文法は好きな例文を覚える。
【理科】まずは語句。計算問題はその意味を考えながら。グラフ問題は形を覚える。
【社会】語句の意味を正確に覚える。どれだけ根性を見せれるか。

「あと少し450点に届かなかった…」「国語で80点取れていれば…」のように、同じ後悔を繰り返さないように、今回紹介した勉強法をぜひ試してみてください!

応援しています。最後まで読んでいただきありがとうございました!

プロフィール
この記事を書いた人
ケント

2025年ブログ開設
国立大学工学部の現役大学生&塾講師
オリジナル問題の作成が得意です!

ケントをフォローする
コラム
シェアする

コメント