加法・減法が混じった計算&計算練習

中1数学

こんにちは!ケントです!

加法・減法の計算方法では
中学数学で必要となる足し算・引き算の
やり方について解説しました。

今回は加法と減法が混じった少し複雑な計算
のやり方を紹介します。

また、この記事の最後には
僕が自作したオリジナル計算問題があります!

加法と減法が混じった計算のやり方

(+4)ー(+1)+(ー3)ー(ー8)

の計算方法を考えてみましょう。

まず、この式で一番注意しなければならない部分は
ー(ー8)の部分です。

加法・減法の計算方法でやりましたね!
ー(ーA)は+Aに直して計算するのでした。

このことに注意すると、次のように計算式が変わります。

(+4)ー(+1)+(ー3)+(+8)

次にー(+1)の部分に注目します。
正の数を引くことは負の数を足すことと同じでしたね。

このことに注意すると
次のように計算式が変わります。

(+4)+(ー1)+(ー3)+(+8)

これですべて加法に直すことができました。

ここで新しい語句を覚えましょう。
+4,ー1,ー3,+8をこの式のと言います。
また、+4,+8を正の項,-1,-3を負の項と言います。

あとは、正の項と負の項を整理して計算すればOKです。

(+4)+(+8)+(ー3)+(ー1)=12+(ー4)=8

このように計算できました!

加法と減法が混じった計算をするときは

減法は加法に直して計算する

ということが大切です。

人間の脳は一般的に
引き算よりも足し算の方がやりやすく
割り算よりもかけ算の方がやりやすいです。

減法をすべて加法に直すことで
ミスをすることなく計算することができるのです。

面倒な( )とはおさらば

これまで加法と減法の計算
そして加法と減法が混じった計算のやり方を学んできました。
「( )(かっこ)をいちいち書くのが面倒だな」
と思いませんでしたか?

今日でこの面倒な( )とはもうおさらばです。

これから数学を学んでいくときに
必要のないところには( )はつけません
( )を外した項だけを並べた形で表します!

先ほどの計算式も4+8ー3ー1と書かれることが普通です。

これまでは正負の違いなどが分かるように
( )をつけていただけなんですね。
すぐに( )のない形に慣れましょう!

オリジナル問題で計算練習をしよう!

これまで学習してきた加法・減法の計算方法
今回の【加法・減法が混じった計算】を復習をするための
自作オリジナル問題を作成しました!
もちろん完全無料で使えます!

特にミスしやすい計算や
この計算はよく出てくるから気をつけよう!
という問題をたくさん詰め込みました。

このオリジナル問題を使って
加法・減法、それらが混じった計算を
完璧にできるようにしましょう!

↓以下のリンクから問題が見られます。
中1 オリジナル問題1 【加法・減法】

コメント