文字式の5つのルール

中1数学

こんにちは!ケントです!

今回は文字式を書く際のルール
を学んでいきます!

文字についてよく分からない…という子は
数学の「文字」とは?をチェックしてみてください!

文字式とは?

x,y,zの文字が書かれた図

そもそも文字式とは\(x+y\)や\(2xy\)のような
いくつかの文字を使ってその関係性を表したものです!

文字は\(x\)や\(a\)などの1文字のことを指します!

文字式を書く際のルール

それでは、文字式を書く際のルールを
5つ紹介していきます!

ルール1

乗法記号(×)は省略する!

ルール1は×は省略するということです。
たとえば\(x\)×\(y\) → \(xy\)となります。
また、\(-a\)×\(b\) → \(-ab\)となります。

乗法記号(×)は省略して文字と文字をくっつけて書きます。
これ以降、\(xy\)と見たら
文字\(x\)と文字\(y\)がかけ算されているという意味です。

ルール2

除法記号(÷)は省略して、分数で表す!

ルール2は÷を省略して代わりに分数で表すということです。
たとえば、\(x\)÷\(y\) → \(\frac{x}{y}\)となります。
また、\(-a\)÷\(b\) → \(-\frac{a}{b}\)となります。

割り算を分数で表すのは最初は気持ち悪いかもしれませんがすぐに慣れます!

これ以降、\(\frac{x}{y}\)の形を見たら
\(x\)を\(y\)で割っているという意味です。

ルール3

文字と数の積では、数を文字の前に書く!

ルール3は文字の前に数を書くということです。
たとえば、2×\(y\) → 2\(y\)となります。
また、-3×\(a\) → -3\(a\)となります。

ここで注意したいことがあります。
文字はアルファベット順に書く!
\(f\)×\(d\)×\(a\)×\(e\) → \(adef\)です。
アルファベットの順に直してから×記号を省略しましょう。

ルール4

文字の前に1と1は書かない!

ルール3では、文字の前に数を書くことは学びました。
しかし、-1だけは省略するというルールがあります。

1×\(y\) → 1\(y\)とは書きません。
1や-1は省略するので\(y\)だけでOKです。

-1×\(a\) → -\(a\)となります。
このルールはなかなか定着しない子が多いです!
注意しましょう。

ルール5

同じ文字の積は、累乗の指数を使って表す!

ルール5は同じ文字は累乗の指数で表すということです。

たとえば、\(x\)×\(y\)×\(y\) → \(xy^2\)となります。
また、\(a\)×\(a\)×\(b\) → \(a^2b\)となります。

累乗ってなんだったけ?という子は
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まとめ

文字式を書く際の5つのルールをまとめました!

5つのルール

① 乗法記号(×)は省略する。
② 除法記号(÷)は省略する。
③ 文字と数の積では、文字の前に数を書く。
④ 文字の前に1と-1は書かない。
⑤ 同じ文字の積は累乗の指数を使って表す。

ノートにメモをして、忘れないようにしましょう!

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下のリンクから問題が見られます↓
中1 オリジナル問題3 【文字式の5つのルール】

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