ここまで1次式の乗法や除法の計算方法について
学んできました。
✅ 1次式の乗法のやり方
✅ 1次式の除法のやり方
今回はより複雑な1次式の計算の仕方と
加法・減法についても学び、
1次式の計算をマスターすることが目標です!
乗法・除法が混じった計算
こんな計算を考えてみましょう。
\(\frac{2x+1}{3}\times6\)
まず、分母の3と6が約分できますね!
約分すると2になるので、この計算式は
次のように変形できます。
\((2x+1)\times2\)
ここまでできれば前回の学んだ方法で
計算することができますね!
c(a+b)=ac+bc
この分配法則を使うのでしたね。
\(2\)を\(2x\)の係数\(2\)と\(1\)にかけてあげて
答えは\(4x+2\)となります!
乗法と除法が混じった計算は
まず、分母の数とかける数の約分をしてから
計算を始めましょう!
1次式の加法
次は、1次式どうしの加法のやり方を学びます。
(2x+10)に(4x+20)を加えた和
すなわち、(2x+10)+(4x+20)
この計算方法を考えてみましょう!
①まずは( )を外します。
2x+10+4x+20
②次に、文字の部分が同じ項をまとめます。
(2+4)x+10+20
あとはただの足し算ですね。
答えは6x+30となります。
1次式の加法は
文字の部分が同じ項(2xや4x)と
数だけの項どうし(10や20)
をまとめることで計算できる。
1次式の減法
次は、1次式どうしの減法のやり方を学びます。
(7y+20)から(5y-10)を引いた差
すなわち、(7y+20)ー(5y-10)
この計算方法を考えてみましょう!
①まずは( )を外します!
7y+20ー5y+10となります。
ー(ーA)=Aとなることに注意してください!
(加法・減法で詳しく解説しています)
②次に、文字の部分が同じ項をまとめます。
(7ー5)y+20+10
あとはただ計算してあげればOKです。
答えは2y+30となります。
1次式の減法は
文字の部分が同じ項(7yや-5y)と
数だけの項どうし(20や10)
をまとめることで計算できる。
計算方法のまとめ&計算練習
1次式の加法・減法の計算方法をまとめました。
忘れないようにノートにメモしておきましょう!
【1次式の加法・減法】
① 文字の部分が同じ項どうしをまとめる。
② 数だけの項どうしをまとめる。
ここまで、1次式の四則演算を学んできました。
計算をマスターできるように
間違えやすいミスや少し難しい計算を盛り込んだ
オリジナル問題プリントを自作しました!
これを使って、1次式の計算を完璧にできるようにしましょう!
下のリンクから問題が見られます。
中1 オリジナル問題4 【1次式の計算】
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