等式と不等式

中1_等式不等式 中1数学

今回は「文字と式」の単元の
最後の内容になります!

中1「文字と式」のすべては
カテゴリー:文字と式
にまとめてあります。
ぜひ活用してください!

等式とは?

等式は等号(=)を使って数量の大きさが等しい
ということを表した関係式のことです。

たとえば、1本40円の鉛筆をx本と
1冊200円のノートを1冊買ったときの
代金の合計が600円になった場合を考えます。
鉛筆とノートの代金:40x+200
実際の代金:600円

ここで、鉛筆とノートの代金実際の代金等しい関係なので
=(イコール)を使って結ぶことができます。

すなわち、40x+200=600と結べるのです。
これを等式と言います。

✅ 式の立て方については
文字を使った数量の表し方で詳しく学ぶことができます!

また、40x+200=600において、
=の左側を左辺(さへん)、=の右側を右辺(うへん)と言います。
さらに、左辺と右辺を合わせて両辺(りょうへん)と言います。

不等式とは?

さて、等式は左辺と右辺の量が等しい場合の関係式でした。

不等式の「不」は何かを否定する場合に使う言葉ですね。
(不可能や不明確など)

つまり、不等式は「等しくない」を表した関係式なのです!

先ほどと似た問題を考えてみます。

たとえば、1本40円の鉛筆をx本と
1冊200円のノートを1冊買ったときの
代金の合計が600円以上になった場合を考えます。

鉛筆とノートの代金である40x+200が
600円以上になったということなので

40x+200≧600と表します!
これを不等式と言います。

>や<、≧や≦を使った関係式が不等式です。
以下にその意味をまとめました!

A>B(BよりAの方が大きい)
A<B (AよりBの方が大きい)
C≧D(AはB以上である)
C≦D(BはA以上である)

また、不等号についても左辺右辺両辺という言葉を使います。

まとめ

等式、不等式についてまとめました。
忘れないようにノートにメモしておきましょう!

【等式・不等式のまとめ】

① 左辺:=の左側
  右辺:=の右側
  両辺:左辺と右辺を合わせたもの

② 等式は両辺が等しい関係式

③不等式は両辺が等しくない関係式

<、>、≦、≧を使う

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